明王
愛染明王

愛染明王は、人間の愛欲や煩悩を悟りへ導く尊と説かれます。赤い身体と忿怒の表情は、愛情をめぐる強い心の働きを表します。正宝院では六本の腕を持つ姿が紹介されています。
飛不動尊 正宝院の資料に基づく紹介です。資料が伝える信仰・伝承の範囲でまとめており、すべての宗派・寺社に共通する説明や作法を示すものではありません。
愛欲を、悟りへ向かう力にする
愛染明王は、人間の愛欲や煩悩を悟りへ導く尊と説かれます。赤い身体と忿怒の表情は、愛情をめぐる強い心の働きを表します。正宝院では六本の腕を持つ姿が紹介されています。
出典:国土交通省 観光庁・飛不動尊 正宝院・国立文化財機構 e国宝
縁結びと、人や物との出会い
愛染明王には恋愛成就や縁結びの願いが寄せられます。観光庁の寺院解説では、人や物との縁を願う信仰としても紹介されています。成田山の光明堂でも、縁結びの尊としてお祀りされています。
出典:国土交通省 観光庁・大本山 成田山新勝寺
三つの眼と六本の腕
奈良国立博物館の愛染明王像の解説には、三つの眼、六本の腕、忿怒の表情が挙げられています。正宝院が紹介する型では、五鈷杵・矢・蓮華、五鈷鈴・弓・握りこぶしが六本の手に表されます。持物や冠の細部には型の違いがあります。
出典:国立文化財機構 e国宝・飛不動尊 正宝院
真言
真言(正宝院の表記)
おん まかあらぎゃ ばさら うしゅにしゃ ばさらさたば じゃうんばんこ。
飛不動尊 正宝院の該当ページに示される表記です。
出典:飛不動尊 正宝院
一字心真言(Wikipediaの表記)
ウン タキ ウン ジャク シッジ
Wikipedia「愛染明王」が、坂内龍雄『真言陀羅尼』(p.375)を典拠に示す表記です。『瑜祇経』の「愛染王一字心明」として、末尾の「シッジ」を付けない形(ウン タキ ウン ジャク)も紹介されています。宗派・伝承によって表記や用い方は異なり、唱えることや回数を指定するものではありません。
出典:Wikipedia
出典に示される表記です。宗派・伝承による違いを尊重し、唱えることや回数を指定しません。
つながりのある神仏
出典・参考資料
- 飛不動尊 正宝院「仏様の世界:愛染明王」(2026-10-14 確認)
- 飛不動尊 正宝院「仏様の世界:目次」(2026-10-14 確認)
- 国土交通省 観光庁「愛染堂」(2026-10-15 確認)
- 大本山 成田山新勝寺「成田山Q&A」(2026-10-15 確認)
- 国立文化財機構 e国宝「愛染明王坐像(奈良国立博物館・958)」(2026-10-16 確認)
- Wikipedia「愛染明王(真言の節)」(2026-10-19 確認)