いのりのもり祈りの杜仮称

明王

六字明王ろくじみょうおう

六字明王のお姿を表したAIによる創作画
右足を上げ、宝玉・剣・鎗を持つ四臂の像を参考にした創作画です。顔立ち・衣の細部・背景には創作を含み、実在する像の写真や複製ではありません。

六字明王は、六字経法の本尊として祀られる尊で、六観音の変化した姿とも伝えられます。和歌山県の文化財解説では、六臂に日月輪、刀剣、三叉戟などを持つ画像が紹介されています。

飛不動尊 正宝院の資料に基づく紹介です。資料が伝える信仰・伝承の範囲でまとめており、すべての宗派・寺社に共通する説明や作法を示すものではありません。

六観音の働きと関わる六字明王

六字明王は、六字経法の本尊として祀られる尊で、六観音の変化した姿とも伝えられます。和歌山県の文化財解説では、六臂に日月輪、刀剣、三叉戟などを持つ画像が紹介されています。

出典:和歌山県教育庁文化遺産課

災いを鎮め、安産や長寿を願う

六字経法には、災いを鎮めることや、安産・長寿を願う歴史があります。本尊は単独の六字尊像だけでなく、六観音や不動・大威徳を配した曼荼羅でも表されます。像の伝わり方と修法の系統には違いがあります。

出典:和歌山県教育庁文化遺産課・奈良国立博物館

六字尊・六字天という呼び名

六字明王は六字尊・六字天とも呼ばれます。鹿鳴文庫では参考図典に従って「如来部」に収めていますが、ここでは従来の「明王」の一覧からも探せます。目録上の分類と、すべての尊を同じ図像・修法で扱うこととは分けて考えます。

出典:鹿鳴文庫

掲載した四本腕のお姿と、六本腕の作例

このページのお姿は、正宝院が紹介する四臂(四本の腕)の型を参考にしています。右足を上げ、宝玉・剣・鎗を持つ姿です。一方、和歌山県が解説する宝寿院の六字尊像は六臂(六本の腕)で、日月輪を持つ二本、印を結ぶ二本、刀剣と三叉戟を持つ二本に分かれます。本文で紹介した六臂の作例と、ここに掲載した四臂のお姿は別の型です。

出典:飛不動尊 正宝院・和歌山県教育庁文化遺産課

出典・参考資料