いのりのもり祈りの杜仮称

古事記の神様

石押分之子いわおしわくのこ

尾のように垂れる獣皮を腰に付け、岩の間から迎える石押分之子の全身像
『古事記』の「尾のある人」には複数の解釈があります。國學院大學の解説が紹介する獣皮の尻当てとみる説を手がかりに、腰から垂れる獣皮で表しました。生物学的な尾を持つ実在の人々を描いたものではありません。毛皮の形・顔立ち・衣装・構図は創作です。

神武天皇の軍が吉野に至った際、巌を押し分けて現れた尾のある人が国つ神の石押分之子と名乗り、天つ神の御子を迎えに来たと告げた。吉野の国巣の祖として記される。

『古事記』に記される名前と物語を紹介しています。

古事記の物語と系譜

神武天皇の軍が吉野に至った際、巌を押し分けて現れた尾のある人が国つ神の石押分之子と名乗り、天つ神の御子を迎えに来たと告げた。吉野の国巣の祖として記される。

出典:國學院大學・青空文庫/武田祐吉校訂

本文に登場する場面

『古事記』の神武記・八咫烏の先導に登場します。下の出典から本文の該当箇所をたどれます。

出典:國學院大學・青空文庫/武田祐吉校訂

「尾のある人」という、物語の表現

『古事記』は、岩を押し分けて現れた石押分之子を「尾のある人」と記します。その意味には、獣皮の尻当てを身に着けた姿とみる説など、複数の解釈があります。この絵では、腰から垂れる獣皮として表しました。神話の語り方を示すもので、吉野の人々の実際の身体を説明する記録として扱うものではありません。

出典:國學院大學・青空文庫/武田祐吉校訂

唱え言葉の一例

祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え

神社本庁が、神社や神棚で唱える場合がある言葉として紹介する一例です。その神様だけの真言や、必須の作法ではありません。唱える回数も、このサイトでは指定しません。

出典・参考資料