古事記の神様
葛城之一言主之大神

雄略天皇が葛城山に行幸した折、同じ装いと人数の一行に出会った。天皇がその無礼を咎めると、相手は『悪事も善事も一言で言い離つ神、葛城の一言主の大神』と名乗った。天皇は畏れて百官の衣服を献上し、帰途には一言主之大神が山の峰を行列で満たして長谷の山口まで送ったという。
『古事記』に記される名前と物語を紹介しています。
古事記の物語と系譜
雄略天皇が葛城山に行幸した折、同じ装いと人数の一行に出会った。天皇がその無礼を咎めると、相手は『悪事も善事も一言で言い離つ神、葛城の一言主の大神』と名乗った。天皇は畏れて百官の衣服を献上し、帰途には一言主之大神が山の峰を行列で満たして長谷の山口まで送ったという。
出典:國學院大學・青空文庫/武田祐吉校訂
名前と伝わり方
別名に一言主大神。
出典:國學院大學
本文に登場する場面
『古事記』の雄略記・葛城の一言主大神に登場します。下の出典から本文の該当箇所をたどれます。
出典:國學院大學・青空文庫/武田祐吉校訂
一言に込めた願いを聴く神として
葛城一言主神社では、一言主大神を、一言の願いを聴いてくださる神として親しみを込めて「いちごんさん」と呼びます。大切な願いを一言に託す信仰が、この神社で受け継がれています。ここで紹介するのは同社の信仰で、このサイトで言葉の数や祈り方を決めるものではありません。
出典:葛城一言主神社
唱え言葉の一例
祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え
神社本庁が、神社や神棚で唱える場合がある言葉として紹介する一例です。その神様だけの真言や、必須の作法ではありません。唱える回数も、このサイトでは指定しません。
出典・参考資料
- 國學院大學「古事記ビューアー・神名データベース「葛城之一言主之大神」」(2026-10-15 確認)
- 青空文庫/武田祐吉校訂「校註 古事記 〔葛城山〕」(2026-10-15 確認)
- 葛城一言主神社「葛城一言主神社のご紹介」(2026-10-17 確認)
- 神社本庁「唱えことば」(2026-10-18 確認)