古事記の神様
菟神

海のわにに数比べを持ちかけ、その背を渡って海を越えようとした兎です。渡り際に相手を欺いたと明かし、皮を剝がされてしまいます。八十神の助言でさらに苦しみますが、大穴牟遅神から真水と蒲の穂を使う方法を教わり、元の姿に戻ったと語られます。本文はこの兎を稲羽之素菟、また菟神と呼んでいます。
『古事記』に記される名前と物語を紹介しています。
古事記の物語と系譜
海のわにに数比べを持ちかけ、その背を渡って海を越えようとした兎です。渡り際に相手を欺いたと明かし、皮を剝がされてしまいます。八十神の助言でさらに苦しみますが、大穴牟遅神から真水と蒲の穂を使う方法を教わり、元の姿に戻ったと語られます。本文はこの兎を稲羽之素菟、また菟神と呼んでいます。
出典:國學院大學・青空文庫/武田祐吉校訂・國學院大學
名前と伝わり方
別名に稲羽之素菟がある。古事記の「わに」が現生のワニであるとは断定されない。
出典:國學院大學
本文に登場する場面
『古事記』の上巻・稲羽の素兎に登場します。下の出典から本文の該当箇所をたどれます。
出典:國學院大學・青空文庫/武田祐吉校訂・國學院大學
唱え言葉の一例
祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え
神社本庁が、神社や神棚で唱える場合がある言葉として紹介する一例です。その神様だけの真言や、必須の作法ではありません。唱える回数も、このサイトでは指定しません。
出典・参考資料
- 國學院大學「古事記ビューアー・神名データベース「菟神」」(2026-10-15 確認)
- 青空文庫/武田祐吉校訂「校註 古事記 〔菟と鰐〕」(2026-10-15 確認)
- 國學院大學「古事記ビューアー 稲羽の素兎」(2026-10-15 確認)
- 神社本庁「唱えことば」(2026-10-18 確認)