いのりのもり祈りの杜仮称

祝詞・1911年刊・原本の読み

三科祓みしなのはらひ

1911年刊『神道太祓大全:神拝祝詞』から。原本の万葉仮名の助詞・送り仮名を読み下し、句読点と段落を補っています。歴史的仮名遣いと、この版の字句を残しています。

高天原(たかまのはら)に住(すめ)る麻呂都(まろと)は由良由良(ゆらゆら)と祓(はら)ひ由禮由禮(ゆれゆれ)と祓(はら)ふ比禮比禮(ひれひれ)と清(きよ)め比良比良(ひらひら)と清(きよ)めて

可々牟(かゝん)濃牟(のん)天牟(てん)と我宮柱(われみやしろ)に出持(いでもち)て三科(みしな)の三谷(みたに)に分(わけ)て其入道(そのいれみち)の乘吹截(のりふききり)て造(つく)る嵐颷(あらしとがらし)落(おち)る瀧(たるき)に風(かぜ)は布浪(しくなみ)は鳴音(なるおと)を

竿牡鹿(さをしか)の八(やつ)の耳(おんみみ)を振立(ふりたて)て聞食(きこしめせ)吾(われ)は駒(こま)を曳立(ひきたて)て行(ゆく)と申(まう)す

底本:国立国会図書館デジタルコレクション、保護期間満了(PDM)。現代刊の『神道大祓全集』とは別の資料です。

出典・参考資料