仏様・祖師と御詠歌
ながむれば
作者名の記載なし
四国第四番・大日寺の御詠歌
ながむれば
月白妙の
夜半なれや
ただ黒谷に
すみぞめの袖
やさしい意味(歌意)
眺めると、月が白く照らす夜。黒谷には、墨染めの衣の袖がある。明るい月と僧の黒い衣が対照をなす情景です。
この歌の背景
大日如来を本尊とする徳島の大日寺に伝わる御詠歌です。霊場会は、この土地が黒谷とも呼ばれてきたことを紹介しています。寺の景色を詠む歌として、大日如来の紹介から読めるようにしています。
「白妙」は白い布を思わせる言葉。「墨染めの袖」は、黒く染めた僧衣の袖を表します。
歌意・解説は、出典をもとに当サイトでまとめたものです。
関わりのある神仏・祖師
- 金剛界大日如来だいにちにょらい
大日如来を本尊とする四国第四番・大日寺の御詠歌です。この像そのものを詠んだ歌ではなく、寺院への巡礼歌として紹介します。
この歌の出典と、表記
- 作者・語り手
- 作者名の記載なし
- 典拠
- 四国八十八ヶ所霊場会「黒巌山 遍照院 大日寺」
- 掲載範囲
- 一首全文
表記と読み
四国八十八ヶ所霊場会の「ながむれば月白妙の夜半なれや/ただ黒谷にすみぞめの袖」を五句に分けました。「夜半」は「よわ」と読んでいます。
古典・伝統歌の本文を掲載しています。現代の翻訳・解説、資料の画像・音声は転載していません。
この歌の出典
- 一般社団法人 四国八十八ヶ所霊場会「第4番 大日寺」(2026-10-24 確認)