いのりのもり祈りの杜仮称

天部・守護尊

帝釈天たいしゃくてん

帝釈天のお姿を表したAIによる創作画
奈良国立博物館が解説する、胸前の右手に独鈷杵を持ち、左手で印を結ぶ立像の型を参考にしています。顔立ち・彩色・衣は創作で、所蔵図像の複製ではありません。

十二天のうち東を担当する天部として掲載されています。十二天は、八つの方位と上下、太陽・月に関わる守護尊のまとまりです。

飛不動尊 正宝院の資料に基づく紹介です。資料が伝える信仰・伝承の範囲でまとめており、すべての宗派・寺社に共通する説明や作法を示すものではありません。

帝釈天の名と役割

十二天のうち東を担当する天部として掲載されています。元は人間で、善行により神々の主になったと伝えられます。二十八部衆にも掲載されます。

出典:飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院

お姿と伝承をたどる

天帝・天帝釈、因陀羅など多くの異名が挙げられます。須弥山頂の善見城(喜見城)に住み、正月・五月・九月に世の善悪を視察に来るとされ、この三長斎月が日本の正五九詣につながったと説明されています。

出典:飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院

方角・天地・日月を守る神々

十二天は東西南北と四隅の八方、上下、太陽、月に関わる守護尊です。帝釈天・火天・炎魔天・羅刹天・水天・風天・多聞天・伊舎那天に、梵天・地天・日天・月天を合わせます。自然や空間を守る神々を、仏教の儀礼の中に迎えるまとまりです。

出典:飛不動尊 正宝院

儀礼の場を守り、災厄を除く祈り

正宝院は、十二天を自然との調和や災厄を払う祈りと結びつけ、伝法灌頂の場を守る存在として説明しています。各尊の方位や持ち物は、この守護の体系に属するものです。神道の神々の分類や、西洋の十二星座とは別のまとまりです。

出典:飛不動尊 正宝院

真言

真言(正宝院の表記)

なうまく さまんだぼだなん いんだらや そわか。

飛不動尊 正宝院の該当ページに示される表記です。

出典:飛不動尊 正宝院

帝釈天の真言(Wikipediaの表記)

オン インドラヤ ソワカ

Wikipedia「帝釈天」が、『印と真言の本』(p.132)を典拠に示す表記です。正宝院の表記は「なうまく さまんだぼだなん(あまねく諸仏に帰命します)」から始まる十二天の形で、どちらも帝釈天(インドラ)の名を唱えます。宗派・伝承によって表記や用い方は異なり、唱えることや回数を指定するものではありません。

出典:Wikipedia

出典に示される表記です。宗派・伝承による違いを尊重し、唱えることや回数を指定しません。

つながりのある神仏

御縁日

  • 庚申の日柴又帝釈天などの庚申縁日

神仏の御縁日の一覧

出典・参考資料