神仏習合
飯縄権現

飯縄権現は、信州の飯綱山・戸隠山に関わる山岳信仰の尊格です。高尾山薬王院は、もともとの農耕神への信仰が、戦国時代には武将の守護の信仰へ広がったと説明しています。同院では不動明王の変化身としてお祀りしています。
飛不動尊 正宝院の資料に基づく紹介です。資料が伝える信仰・伝承の範囲でまとめており、すべての宗派・寺社に共通する説明や作法を示すものではありません。
山の信仰から生まれた飯縄大権現
飯縄権現は、信州の飯綱山・戸隠山に関わる山岳信仰の尊格です。高尾山薬王院は、もともとの農耕神への信仰が、戦国時代には武将の守護の信仰へ広がったと説明しています。同院では不動明王の変化身としてお祀りしています。
出典:高尾山薬王院
災いを除き、道を開く祈り
高尾山では飯縄大権現と、その眷属である天狗への信仰が結びつき、除災開運や招福が願われています。正宝院の図像解説では鳥のくちばしのような鼻を持ち、白狐に乗る姿です。本地仏や姿の説明には系統による違いがあります。
出典:高尾山薬王院・飛不動尊 正宝院
武将たちが寄せた信仰
薬王院は、上杉謙信の兜の前立に飯縄大権現が表され、武田信玄も守護尊として信仰したと紹介しています。農耕、山の修行、戦乱の時代の守護という、異なる人々の願いが一つの尊格に重ねられた歴史です。
出典:高尾山薬王院
つながりのある神仏
御縁日
- 毎月21日
出典・参考資料
- 飛不動尊 正宝院「仏様の世界:飯縄権現」(2026-10-14 確認)
- 飛不動尊 正宝院「仏様の世界:目次」(2026-10-14 確認)
- 高尾山薬王院「高尾山と天狗様」(2026-10-15 確認)
- 飛不動尊 正宝院「縁日・三十日秘仏」(2026-10-16 確認)