神仏習合
那智

那智の神仏習合では観音菩薩を本地仏とする信仰が伝わります。熊野那智大社は、主祭神の熊野夫須美大神を「結宮」にお祀りしています。神名の「むすび」は、生命を生み育て、人と人を結ぶ働きとして説明されています。
正宝院をはじめ、寺社・宗派が公表する資料に基づく紹介です。資料が伝える信仰・伝承の範囲でまとめており、すべての宗派・寺社に共通する説明や作法を示すものではありません。
那智の結宮と観音信仰
那智の神仏習合では観音菩薩を本地仏とする信仰が伝わります。熊野那智大社は、主祭神の熊野夫須美大神を「結宮」にお祀りしています。神名の「むすび」は、生命を生み育て、人と人を結ぶ働きとして説明されています。
出典:熊野本宮大社・熊野那智大社
さまざまな縁を結ぶ祈り
熊野那智大社では、男女の縁だけでなく、人々の願いやさまざまな縁を結ぶ神として崇敬されています。那智山には滝を仰ぐ自然への祈り、観音の浄土への願い、熊野三山へ参る人々の歴史が重なっています。
出典:熊野那智大社・熊野本宮大社
道を導く八咫烏と、滝を仰ぐ祈り
熊野那智大社の縁起は、神武天皇の一行を導いた八咫烏が熊野へ戻ったと伝えます。同社境内では、交通・海上の安全や、よい方向へ導く働きを願って祀られています。また、別宮の飛瀧神社では那智御瀧そのものを御神体とし、延命息災が願われます。那智の主祭神の神徳と、境内社・別宮それぞれの信仰を分けて知ることができます。
出典:熊野那智大社