偈・曹洞宗・赴粥飯法に伝わる食前の五句
五観の偈
食事の前に、食べ物が届くまでの働き、自分の行い、むさぼりなどへの慎み、体を養うこと、仏道を歩むことを省みる五つの句です。道元の『赴粥飯法』に伝わり、曹洞宗の食事作法で唱えられます。特定の仏様だけに捧げるお経ではありません。
食前の五つの省察
一には功の多少を計り、彼の来処を量る。
二には己が徳行の全欠を忖って供に応ず。
三には心を防ぎ過を離るることは、貪等を宗とす。
四には正に良薬を事とするは、形枯を療ぜんが為なり。
五には成道の為の故に、今此の食を受く。
古典の本文を独自に組版。現代語訳と英訳は祈りの杜によります。
ゆかりの神仏
出典・参考資料
- 曹洞宗宗務庁「『五観の偈』に学ぶ」(2026-10-29 確認)