いのりのもり祈りの杜仮称

偈・龍樹作と伝わる阿弥陀仏への讃歌・龍谷大学公開の読み

十二礼じゅうにらい

龍樹作として伝わる讃歌です。龍谷大学のPDFで本文とふりがなを照合しました。歴史的仮名遣いの「めう・ねう・ちう・じう・けう」を残しています。本文の「亦無女人」は古い浄土表現として訳にも残し、現代の人の価値や性別による優劣の判断として勧めるものではありません。付記された念仏六遍と「願以此功徳」の回向偈、唱え方の記号は収録対象の48句と分けています。

本文(ほんぶん)

稽首天人所恭敬(けしゅてんにんしょくぎょう)

阿弥陀仙両足尊(あみだせんりょうぞくそん)

在彼微妙安楽国(ざいひみめうあんらっこく)

無量仏子衆囲繞(むりょうぶっししゅういねう)

金色身浄如山王(こんじきしんじょうにょせんのう)

奢摩他行如象歩(しゃまたぎょうにょぞうぶ)

両目浄若青蓮華(りょうもくじょうにゃくしょうれんげ)

故我頂礼弥陀尊(こがちょうらいみだそん)

面善円浄如満月(めんぜんえんじょうにょまんがつ)

威光猶如千日月(いこうゆうにょせんにちがつ)

声如天鼓倶翅羅(しょうにょてんくくしら)

故我頂礼弥陀尊(こがちょうらいみだそん)

観音頂戴冠中住(かんのんちょうだいかんちうじう)

種種妙相宝荘厳(しゅじゅめうそうほうしょうごん)

能伏外道魔驕慢(のうぶくげどうまけうまん)

故我頂礼弥陀尊(こがちょうらいみだそん)

無比無垢広清浄(むびむくこうしょうじょう)

衆徳皎潔如虚空(しゅうとくけうけつにょこくう)

所作利益得自在(しょさりやくとくじざい)

故我頂礼弥陀尊(こがちょうらいみだそん)

十方名聞菩薩衆(じっぽうみょうもんぼさっしゅ)

無量諸魔常讃歎(むりょうしょまじょうさんだん)

為諸衆生願力住(いしょしゅじょうがんりきじう)

故我頂礼弥陀尊(こがちょうらいみだそん)

金底宝間池生華(こんたいほうけんちしょうけ)

善根所成妙台座(ぜんごんしょじょうめうだいざ)

於彼座上如山王(おひざじょうにょせんのう)

故我頂礼弥陀尊(こがちょうらいみだそん)

十方所来諸仏子(じっぽうしょらいしょぶっし)

顕現神通至安楽(けんげんじんずうしあんらく)

瞻仰尊顔常恭敬(せんごうそんげんじょうくぎょう)

故我頂礼弥陀尊(こがちょうらいみだそん)

諸有無常無我等(しょうむじょうむがとう)

亦如水月電影露(やくにょすいがつでんようろ)

為衆説法無名字(いしゅせっぽうむみょうじ)

故我頂礼弥陀尊(こがちょうらいみだそん)

彼尊仏刹無悪名(ひそんぶっせつむあくみょう)

亦無女人悪道怖(やくむにょにんあくどうふ)

衆人至心敬彼尊(しゅにんししんきょうひそん)

故我頂礼弥陀尊(こがちょうらいみだそん)

彼尊無量方便境(ひそんむりょうほうべんきょう)

無有諸趣悪知識(むうしょしゅあくちしき)

往生不退至菩提(おうじょうふたいしぼだい)

故我頂礼弥陀尊(こがちょうらいみだそん)

我説彼尊功徳事(がせつひそんくどくじ)

衆善無辺如海水(しゅぜんむへんにょかいすい)

所獲善根清浄者(しょぎゃくぜんごんしょうじょうしゃ)

回施衆生生彼国(えせしゅじょうしょうひこく)

古典・伝統的な祈りの本文を独自組版。現代の翻訳・解説・紙面・画像・音声は転載していません。

ゆかりの神仏

出典・参考資料