いのりのもり祈りの杜仮称

偈・康僧鎧訳『仏説無量寿経』巻上

讃仏偈(歎仏頌)さんぶつげ

本文と読みは、明治の真宗の在家勤行集の紙面のとおりです(ふりがなは現代仮名遣いに改め、大正3年の同種の勤行集で濁点を確かめ、綴じ目で読めない字もその本の読みで補いました)。「仏(ぶち)」「一切(いちさい)」「解脱(げだち)」など、今の経本と読みの異なる古い読み方が残っています。お手元の経本やお寺の読み方を優先してください。字句は大正蔵と異なる所があります(流布本の字)。

光顔巍巍(こうげんぎぎ) 威神無極(いじんむごく)

如是燄明(にょぜえんみょう) 無与等者(むよとうしゃ)

日月摩尼(にちがちまに) 珠光燄(しゅこうえん)耀(よう)

皆悉隠蔽(かいしちおんぺい) 猶若聚墨(ゆにゃくじゅぼく)

如来容顔(にょらいようげん) 超世無倫(ちょうせむりん)

正覚大音(しょうがくだいおん) 響流(こうる)十方(じゅうほう)

戒聞精進(かいもんしょうじん) 三昧智慧(さんまいちえ)

威徳無侶(いとくむりょ) 殊勝希有(しゅしょうけう)

深諦善念(じんたいぜんねん) 諸仏法海(しょぶちほうかい)

窮深尽奥(くじんじんおう) 究其涯底(くごがいてい)

無明欲怒(むみょうよくぬ) 世尊(せそん)永(よう)無(む)

人雄師子(にんおうしし) 神徳無量(じんとくむりょう)

功勲広大(くくんこうだい) 智慧深妙(ちえじんみょう)

光明威相(こうみょういそう) 震動大千(しんどうだいせん)

願我作仏(がんがさぶち) 斎聖法王(さいしょうほうおう)

過度生死(かどしょうじ) 靡不解脱(みふげだち)

布施調意(ふせちょうい) 戒忍精進(かいにんしょうじん)

如是三昧(にょぜさんまい) 智慧為上(ちえいじょう)

吾誓得仏(ごせいとくぶち) 普行此願(ふぎょうしがん)

一切恐懼(いちさいくく) 為作大安(いさだいあん)

仮使有仏(けしうぶち) 百千億万(ひゃくせんおくまん)

無量大聖(むりょうだいしょう) 数如恒沙(しゅにょごうじゃ)

供養一切(くよういちさい) 斯等諸仏(しとうしょぶち)

不如求道(ふにょぐどう) 堅正不却(けんしょうふぎゃく)

譬如恒沙(ひにょごうしゃ) 諸仏世界(しょぶちせかい)

復不可計(ぶふかけ) 無数刹土(むしゅせちど)

光明悉照(こうみょうしちしょう) 徧此諸国(へんししょこく)

如是精進(にょぜしょうじん) 威神難量(いじんなんりょう)

令我作仏(りょうがさくぶち) 国土第一(こくどだいいち)

其衆奇妙(ごしゅきみょう) 道場超絶(どうじょうちょうぜち)

国如泥洹(こくにょないおん) 無而(にむ)等双(とうそう)

我当哀愍(がとうあいみん) 度脱一切(どだちいちさい)

十方来生(じゅうほうらいしょう) 心悦清浄(しんえちしょうじょう)

已到我国(いとうがこく) 快楽安穏(けらくあんおん)

幸仏神明(こうぶちしんみょう) 是我真証(ぜがしんしょう)

発願於彼(ほちがんおひ) 力精所欲(りきしょうしょよく)

十方世尊(じゅうほうせそん) 智慧無礙(ちえむげ)

常令此尊(じょうりょうしそん) 知我心行(ちがしんぎょう)

仮令身止(けりょうしんし) 諸苦毒中(しょくどくちゅう)

我行精進(がぎょうしょうじん) 忍終不悔(にんじゅふくい)

古典・伝統的本文と、出典の紙面・公式画像の読みを独自に組版しています。現代の解説・紙面画像・音声は転載していません。現代語訳はこの杜の訳です。

ゆかりの神仏

出典・参考資料