仏様・祖師と御詠歌
南無文殊
作者名の記載なし
四国第三十一番・竹林寺の御詠歌
南無文殊
三世の仏の
母ときく
我も子なれば
乳こそほしけれ
やさしい意味(歌意)
文殊菩薩に帰依します。過去・現在・未来の仏たちを育む母だとうかがいます。私もその子なのだから、智慧という乳を頂きたい、と願う歌です。
この歌の背景
文殊菩薩を本尊とする高知の竹林寺の御詠歌です。文殊の智慧を母に、教えを乳にたとえる歌として紹介し、文殊菩薩自身が詠んだ和歌や、すべての文殊のお姿に固有の真言とはしていません。
「南無」は帰依すること。「三世」は過去・現在・未来ですが、この歌では「みよ」と読みます。「子」「乳」は、文殊の智慧を受け取りたいという願いを表すたとえとして読めます。
歌意・解説は、出典をもとに当サイトでまとめたものです。
関わりのある神仏・祖師
- 文殊菩薩・文殊師利菩薩もんじゅぼさつ・もんじゅしりぼさつ
文殊菩薩を本尊とする竹林寺の御詠歌として関係付けます。七字文殊・児文殊などの個別の伝承に一括して割り当てません。
この歌の出典と、表記
- 作者・語り手
- 作者名の記載なし
- 典拠
- 四国八十八ヶ所霊場会「竹林寺」掲載歌
- 掲載範囲
- 一首全文
表記と読み
本文・「三世=みよ」「我=われ」「乳=ち」の読みは公式札所案内に従い、五句に分けました。残る漢字にも読書の補助としてふりがなを添えました。作者名は参照したページに記されていません。
古典・伝統歌の本文を掲載しています。現代の翻訳・解説、資料の画像・音声は転載していません。
この歌の出典
- 一般社団法人 四国八十八ヶ所霊場会「第三十一番・五台山 金色院 竹林寺」(2026-10-24 確認)