いのりのもり祈りの杜仮称

祖師の和歌

春は花(はるははな)

道元禅師(どうげんぜんじ)

道元禅師の和歌として伝わる一首

春(はる)は花(はな)

夏(なつ)ほととぎす

秋(あき)は月(つき)

冬(ふゆ)雪(ゆき)さえて

すずしかりけり

やさしい意味(歌意)

春には花、夏にはほととぎす、秋には月。冬には雪が冴え、そのありさまは澄みきっている。

この歌の背景

曹洞宗の解説は、この道元の歌を、季節の自然のすがたに仏の姿を受け止め、日々を生きることにつながる一首として紹介しています。掲載ページで取り上げられる現代の「正行御詠歌」と、この引用される古い和歌の本文は別のものです。

「冴える」は、寒さや光が鋭く澄むこと。ここでの「すずしさ」は、冬の景色の澄みわたる感じとして読めます。

歌意・解説は、出典をもとに当サイトでまとめたものです。

関わりのある神仏・祖師

  • 道元禅師どうげんぜんじ

    曹洞宗が道元禅師の作として紹介する和歌です。四季の自然に教えを読む背景を添えています。

この歌の出典と、表記

作者・語り手
道元禅師
典拠
曹洞宗「梅花のこころ・正行御詠歌(道環)」中の引用歌
掲載範囲
一首全文

表記と読み

曹洞宗の掲載する「冬雪さえて」「すずしかりけり」の本文に従いました。古歌には表記・読みの異なる伝わり方もありますが、ここでは別の版の語句を混ぜていません。

古典・伝統歌の本文を掲載しています。現代の翻訳・解説、資料の画像・音声は転載していません。

この歌の出典