いのりのもり祈りの杜仮称

菩薩

薬王菩薩やくおうぼさつ

薬王菩薩のお姿を表したAIによる創作画
幢幡を携える薬王菩薩を参考にした創作画です。顔立ち・衣の細部・背景には創作を含み、実在する像の写真や複製ではありません。

薬で人々の心身を治すとされる菩薩です。

正宝院をはじめ、寺社・宗派が公表する資料に基づく紹介です。資料が伝える信仰・伝承の範囲でまとめており、すべての宗派・寺社に共通する説明や作法を示すものではありません。

薬王菩薩の名と役割

薬で人々の心身を治すとされる菩薩です。薬師如来の八大菩薩、阿弥陀如来の二十五菩薩の一尊に数えられ、三十日秘仏では二十九日仏に配されています。楊柳観音と同じとする説もあると説明されています。

出典:飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院

お姿と伝承をたどる

もとは星宿光という長者で、弟の電光明長者が後の薬上菩薩とされます。将来はそれぞれ浄眼如来、浄蔵如来になると伝えられ、一切衆生喜見菩薩の生まれ変わりともされます。持ち物は幢幡です。

出典:飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院

極楽往生を願う人々を擁護する

二十五菩薩は、阿弥陀仏の浄土へ往生したいと願う人を守る菩薩たちです。浄土宗の辞典は『十往生阿弥陀仏国経』に説かれる行者の擁護を、この信仰の基礎として説明しています。個々に別々の金運・学業などの効能を割り振るのではなく、まず一団としての救済の働きから理解できます。

出典:浄土宗

来迎図と、練供養の菩薩たち

浄土信仰が広がる中で、二十五菩薩は阿弥陀如来とともに迎えに来る来迎図や、練供養にも表されるようになりました。日ごろ行者を守る菩薩は臨終にも守るだろう、という理解からの展開と説明されています。楽器や蓮台などの持ち物には資料ごとの違いがあり、ここに示す個別の姿は主に『仏像図彙』を紹介する正宝院の資料によります。

出典:浄土宗・飛不動尊 正宝院

『法華経』での、教えを受け持つ人の守護

薬王菩薩は『法華経』陀羅尼品でも、陀羅尼を示し、法華経を信じる人を守ると誓います。このページの二十五菩薩としての来迎・往生に関わる説明に加え、別の経典に見える薬王菩薩の働きとして紹介します。

出典:日蓮宗

真言

真言

おんばいせいじゃ あらんじゃや そわか。

出典:飛不動尊 正宝院

出典に示される表記です。宗派・伝承による違いを尊重し、唱えることや回数を指定しません。

つながりのある神仏

御縁日

  • 毎月29日・三十日秘仏

神仏の御縁日の一覧

出典・参考資料