いのりのもり祈りの杜仮称

天部・守護尊

弁財天べんざいてん

弁財天のお姿を表したAIによる創作画
二臂で琵琶を持つ型を参考にした創作画です。顔立ち・衣の細部・背景には創作を含み、実在する像の写真や複製ではありません。

弁才天は、インドの水の神サラスヴァティーに由来し、仏教の守護神となった女神です。竹生島宝厳寺は、音楽・智慧・財物などの信仰を紹介しています。水の流れと音楽、清らかさ、生活の恵みとが結びついています。

飛不動尊 正宝院の資料に基づく紹介です。資料が伝える信仰・伝承の範囲でまとめており、すべての宗派・寺社に共通する説明や作法を示すものではありません。

水・音楽・智慧に関わる弁才天

弁才天は、インドの水の神サラスヴァティーに由来し、仏教の守護神となった女神です。竹生島宝厳寺は、音楽・智慧・財物などの信仰を紹介しています。水の流れと音楽、清らかさ、生活の恵みとが結びついています。

出典:竹生島 宝厳寺

芸事の上達と、福徳への願い

宝厳寺では芸能向上や商売繁盛を願う信仰が伝わります。「弁才天」の才の字に加えて、「弁財天」の財の字でも呼ばれ、福の神としても広く親しまれました。琵琶を持つ二臂の姿と、武具を持つ八臂の姿などがあります。

出典:竹生島 宝厳寺・飛不動尊 正宝院

弁才天を迎え、送り返す蓮華会

宝厳寺の蓮華会は、地域で迎えた弁才天を再び竹生島へお送りする行事として伝わります。芸能や商いの願いだけでなく、地域の人々が神仏を迎え、感謝をもって送る営みの中でも信仰されてきました。

出典:竹生島 宝厳寺

弁才天が説かれるお経

弁才天は、『金光明最勝王経』(こんこうみょうさいしょうおうきょう)によって仏教に登場した天部の神です。この経では、弁才天は経を説く人や聞く人に、知恵や長寿や財産を授けると述べられています。経の巻第七では、智慧に満ちた聡明な神として説かれ、讃えて加護を求めれば限りない福を得るとも説かれます。「金光明」は「きん」ではなく「こん」と読みます。

出典:コトバンク(小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』)・国立国会図書館デジタルコレクション

宇賀神と、宇賀弁才天

日本では弁才天と人頭蛇身の宇賀神の信仰が結びつき、財福の性格を強めたと長谷寺の観音ミュージアムは解説しています。宇賀神のお姿と、妙圓寺が公開する宇賀神の真言は、専用の紹介ページからご覧いただけます。

出典:鎌倉 長谷寺 観音ミュージアム・天台宗 和光山 妙圓寺

真言

真言(正宝院の表記)

おん そらそばていえい そわか

飛不動尊 正宝院の該当ページに示される表記です。

出典:飛不動尊 正宝院

宇賀神の真言(宇賀神呪・Wikipediaの表記)

オン ウカヤジャヤギャラベイ ソワカ

Wikipedia「弁才天」が、『印と真言の本』(p.123)を典拠に「宇賀神呪」として示す表記です。弁財天と一体で祀られることの多い宇賀神(宇賀弁財天)に向けた句で、弁財天そのものの真言(おん そらそばていえい そわか)とは分けて紹介します。宗派・伝承によって表記や用い方は異なり、唱えることや回数を指定するものではありません。

出典:Wikipedia

出典に示される表記です。宗派・伝承による違いを尊重し、唱えることや回数を指定しません。

つながりのある神仏

ゆかりの寺社

御縁日

  • 毎月7日六波羅蜜寺:巳成金弁財天の御縁日
  • 巳の日

神仏の御縁日の一覧

出典・参考資料