神仏習合
大宮権現

山王七社権現の一つとして掲載されている権現です。山王七社は、比叡山とその麓の日吉に伝わる、神と仏が結びついた信仰のまとまりです。
飛不動尊 正宝院の資料に基づく紹介です。資料が伝える信仰・伝承の範囲でまとめており、すべての宗派・寺社に共通する説明や作法を示すものではありません。
大宮と、西本宮
大比叡・大宮は西本宮と結びつく歴史的な名で、現在の日吉大社は西本宮の祭神を大己貴神と説明しています。正宝院は大宮の本地仏を釈迦如来と紹介します。神名と本地仏は同じ種類の名前ではなく、神仏習合の理解を示すものです。
出典:飛不動尊 正宝院・日吉大社・日吉大社
日吉大神への、厄除けと暮らしの祈り
日吉大社は、社々の神を総称して日吉大神と呼び、方除け・厄除け・縁結び・家内安全などの神徳を紹介しています。比叡山の仏教を護る信仰と、都の北東を守る信仰が、この土地で重なってきました。ここで挙げる願意は日吉大神全体についての同社の説明です。
出典:日吉大社
大宮権現の名と役割
山王七社権現の一つとして掲載されている権現です。本地仏はお釈迦様とされ、三十番神にも登場すると説明されています。
出典:飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院
比叡山を守る、山王の神々
山王七社は、比叡山とその麓の日吉の信仰に結びつく七社です。正宝院は、当初の大比叡・小比叡から社のまとまりが広がり、山王二十一社のうちの上七社になったと説明しています。神々と仏教が結びついた歴史を持つため、「権現」という呼称と現在の神社名を分けて紹介しています。
出典:飛不動尊 正宝院
同じ神々にも、時代によって異なる呼び名
大宮・二宮・聖真子・三宮・八王子・客人・十禅師などの古い呼称には、神仏習合の歴史が表れています。神名、本地仏、社名は同じ種類の名前ではありません。歴史的な対応と、現在その神社が説明する祭神・神徳とを混同しないことが、山王信仰を知る手がかりになります。
出典:飛不動尊 正宝院
つながりのある神仏
出典・参考資料
- 飛不動尊 正宝院「仏様の世界:大宮権現」(2026-10-14 確認)
- 飛不動尊 正宝院「仏様の世界:目次」(2026-10-14 確認)
- 飛不動尊 正宝院「仏様の世界:山王七社権現」(2026-10-14 確認)
- 日吉大社「日吉大社について」(2026-10-15 確認)
- 日吉大社「山王祭について」(2026-10-15 確認)