いのりのもり祈りの杜仮称

神仏習合

聖真子しょうしんし

聖真子のお姿を表したAIによる創作画
錫杖を持つ僧形の坐る姿を参考にした創作画です。顔立ち・衣の細部・背景には創作を含み、実在する像の写真や複製ではありません。

山王七社権現の一社として掲載されている神仏習合の尊格です。山王七社は、比叡山とその麓の日吉に伝わる、神と仏が結びついた信仰のまとまりです。

飛不動尊 正宝院の資料に基づく紹介です。資料が伝える信仰・伝承の範囲でまとめており、すべての宗派・寺社に共通する説明や作法を示すものではありません。

聖真子と、宇佐宮

聖真子は山王七社の宇佐宮に結びつく名です。現在の日吉大社は田心姫神を祭神とし、正宝院は歴史的な本地仏として阿弥陀如来を挙げます。同じ社をめぐる神と仏の呼び名を、時代と伝統の違いを踏まえてたどれます。

出典:飛不動尊 正宝院・日吉大社・日吉大社

日吉大神への、厄除けと暮らしの祈り

日吉大社は、社々の神を総称して日吉大神と呼び、方除け・厄除け・縁結び・家内安全などの神徳を紹介しています。比叡山の仏教を護る信仰と、都の北東を守る信仰が、この土地で重なってきました。ここで挙げる願意は日吉大神全体についての同社の説明です。

出典:日吉大社

聖真子の名と役割

山王七社権現の一社として掲載されている神仏習合の尊格です。近江志賀郡に現れた八幡大菩薩と説明され、本地仏は阿弥陀如来とされています。

出典:飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院

比叡山を守る、山王の神々

山王七社は、比叡山とその麓の日吉の信仰に結びつく七社です。正宝院は、当初の大比叡・小比叡から社のまとまりが広がり、山王二十一社のうちの上七社になったと説明しています。神々と仏教が結びついた歴史を持つため、「権現」という呼称と現在の神社名を分けて紹介しています。

出典:飛不動尊 正宝院

同じ神々にも、時代によって異なる呼び名

大宮・二宮・聖真子・三宮・八王子・客人・十禅師などの古い呼称には、神仏習合の歴史が表れています。神名、本地仏、社名は同じ種類の名前ではありません。歴史的な対応と、現在その神社が説明する祭神・神徳とを混同しないことが、山王信仰を知る手がかりになります。

出典:飛不動尊 正宝院

つながりのある神仏

出典・参考資料