いのりのもり祈りの杜仮称

拝詞・岡吉胤『祝詞全書』(1897年)

拝竈神詞かまどのかみをはいすることば

竈で用いる火を受けることと、禍事のない暮らしを願う詞です。火産霊神・澳津比古神・澳津比女神を挙げます。明治期の文例を、当時の読みを残して掲載しています。現代のすべての神社に共通する祝詞ではありません。

竈所(かまど)に斎(いつ)き奉(まつ)る火産霊神(ほむすびのかみ)澳津比古神(おきつひこのかみ)

澳津比女神(おきつひめのかみ)と御名(みな)は白(まを)して

今日(けふ)も賜(たま)はる天津火(あまつひ)を天香具山(あめのかぐやま)の火(ひ)と受(う)

けしめ給(たま)ひて

諸々(もろもろ)の禍事(まがこと)無(な)く厳(いづ)の御霊(みたま)を幸(さきは)へ給(たま)へと畏(かしこ)

み畏(かしこ)みも白(まを)す

国立国会図書館で保護期間満了(PDM)を確認した古典本文を独自に組版。現代の解説・翻訳・紙面デザインは転載していません。

ゆかりの神仏

出典・参考資料