いのりのもり祈りの杜仮称

仏様・祖師と御詠歌

補陀洛や(ふだらくや)

作者名の記載なし(さくしゃめいのきさいなし)

西国第一番・青岸渡寺の御詠歌

補陀洛(ふだらく)や

岸打(きしう)つ波(なみ)は

三熊野(みくまの)の

那智(なち)のお山(やま)に

ひびく滝津瀬(たきつせ)

やさしい意味(歌意)

観音の浄土を思わせる、岸に打ち寄せる波。その響きは、熊野の那智山に響く滝の流れにも重なる。

この歌の背景

那智山青岸渡寺を詠む巡礼の歌です。札所会は同寺の本尊を如意輪観世音菩薩と紹介しています。海の波と那智の滝を結び、観音の浄土に思いを向ける歌として読みます。

「補陀洛」は観音が住むとされる浄土。「三熊野」は熊野の地域を指す呼び名。「滝津瀬」は滝の流れを表します。

歌意・解説は、出典をもとに当サイトでまとめたものです。

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この歌の出典と、表記

作者・語り手
作者名の記載なし
典拠
西国三十三所札所会「第一番 青岸渡寺」
掲載範囲
一首全文

表記と読み

札所会の御詠歌欄にある「岸打つ」「ひびく滝津瀬」の本文を採用しました。寺院の御詠歌であり、隣接する神社の神語としては扱っていません。

古典・伝統歌の本文を掲載しています。現代の翻訳・解説、資料の画像・音声は転載していません。

この歌の出典