いのりのもり祈りの杜仮称

仏様・祖師と御詠歌

月かげの(つきかげの)

法然上人(ほうねんしょうにん)

法然の和歌として伝わる「月かげの御詠歌」

月(つき)かげの

いたらぬ里(さと)は

なけれども

ながむる人(ひと)の

心(こころ)にぞすむ

やさしい意味(歌意)

月の光が届かない里はないけれど、その光は、月を眺める人の心にこそ澄み、宿る。

この歌の背景

浄土宗の公開資料で、法然の作とされる和歌です。増上寺は月の光を阿弥陀仏の光明に重ね、念仏への思いを表した歌として説明しています。作者としての法然と、歌に込められた阿弥陀仏への信仰を、それぞれの紹介からたどれます。

「月かげ」は月の光。「すむ」には、心が澄むことと、心に住むことが重なります。ここでは浄土宗が伝える歌の背景として紹介します。

歌意・解説は、出典をもとに当サイトでまとめたものです。

関わりのある神仏・祖師

  • 法然上人ほうねんしょうにん

    この和歌の作者として紹介される祖師です。

  • 阿弥陀如来あみだにょらい

    月の光に阿弥陀仏の光明を重ねる、法然の歌です。阿弥陀如来自身が詠んだ歌ではありません。

この歌の出典と、表記

作者・語り手
法然上人
典拠
浄土宗吉水流詠唱・第十八番「月かげの御詠歌」
掲載範囲
一首全文

表記と読み

浄土宗吉水流詠唱の「月かげの」「心にぞすむ」の本文を採用しました。法然に伝わる和歌の本文を掲載し、現代の作曲・編曲・演奏は使用していません。

古典・伝統歌の本文を掲載しています。現代の翻訳・解説、資料の画像・音声は転載していません。

この歌の出典