いのりのもり祈りの杜仮称

天部・守護尊

持瓔珞じようらく

持瓔珞のお姿を表したAIによる創作画
瓔珞を持った天女形を参考にした創作画です。顔立ち・衣の細部・背景には創作を含み、実在する像の写真や複製ではありません。

持瓔珞は『妙法蓮華経』陀羅尼品第二十六に登場する十羅刹女の一尊で、経文では第八に名前が挙げられます。十羅刹女は鬼子母・その子・眷属とともに、法華経を読誦し受持する人を守ると誓い、仏前で陀羅尼を説きます。

経文における十羅刹女の誓いと、後世に伝えられた個々のお姿・本地仏の説明を、出典を分けて紹介しています。

持瓔珞の名と役割

十羅刹の一尊として掲載されている名称です。手に瓔珞(ようらく)という装身具を持つ姿で説明され、本地仏は観世音菩薩とされています。

出典:飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院

お姿と伝承をたどる

瓔珞は金・銀・珠宝・真珠などを紐で連ねた装身具で、纓絡とも書くと解説されています。仏像の首飾りや天蓋などの仏具に付ける紐状の飾りも瓔珞と呼ぶと述べられています。

出典:飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院・飛不動尊 正宝院

陀羅尼品第二十六に登場する、十羅刹女

持瓔珞は『妙法蓮華経』陀羅尼品第二十六に登場する十羅刹女の一尊で、経文では第八に名前が挙げられます。十羅刹女は鬼子母・その子・眷属とともに、法華経を読誦し受持する人を守ると誓い、仏前で陀羅尼を説きます。

出典:日蓮宗 長崎教化センター

鬼神から善神へ、という誓いの物語

正宝院は、法華経の説法を聞いた羅刹女たちが、釈迦に信仰者の守護を誓うと紹介しています。この誓いは十人に共通する伝承です。個々の名や持ち物の違いを、それぞれ別の願いを必ずかなえるという意味には置き換えず、法華経守護という文脈で紹介しています。

出典:飛不動尊 正宝院

法華経の受持者を守る誓い

『法華経』陀羅尼品では、十羅刹女は鬼子母神らとともに、法華経の教えを受け持つ人を守ると誓います。日蓮宗は、信仰者を妨げるさまざまな障りからの守護を、この章の中心として説明しています。十人に共通する誓いとして読み、個々の尊に別の効能を付け加えることはしていません。

出典:日蓮宗

ゆかりの、唱える言葉

つながりのある神仏

出典・参考資料