天部・守護尊
鬼子母神

鬼子母神は、子どもを守り、子授け・安産を願う信仰を集める尊です。訶梨帝母とも呼ばれます。日蓮宗では、法華経を信仰する人々の守護神としても大切にされています。
正宝院をはじめ、寺社・宗派が公表する資料に基づく紹介です。資料が伝える信仰・伝承の範囲でまとめており、すべての宗派・寺社に共通する説明や作法を示すものではありません。
子どもと、仏の教えを守る鬼子母神
鬼子母神は、子どもを守り、子授け・安産を願う信仰を集める尊です。訶梨帝母とも呼ばれます。日蓮宗では、法華経を信仰する人々の守護神としても大切にされています。
出典:飛不動尊 正宝院・日蓮宗 玉蓮山真成寺
わが子を探す悲しみから、他者の命へ
伝承では、他人の子を害していた鬼子母神に、釈迦がわが子を失う悲しみを気づかせます。自分と同じように誰もが子を大切にすることを悟り、今度は子どもと仏法を守ると誓ったと語られます。子の数や細部には異なる伝えがあります。
出典:日蓮宗 玉蓮山真成寺
やさしい母と、厳しい守護の姿
真成寺は、子を抱く母の姿と、法華経の行者を守る忿怒の姿を紹介しています。子どもへの慈しみと教えを守る力という二つの性格は、像の表現にも現れています。ザクロなどを伴う姿も、子孫繁栄の信仰と結びついています。
出典:日蓮宗 玉蓮山真成寺
子どもの育ち・安産と、法華経を信じる人の守護
真成寺では、鬼子母神に子宝や安産、子育てに関わる願いが寄せられてきたと伝えています。また『法華経』陀羅尼品では、十羅刹女とともに、教えを受け持つ人を守ると誓います。家庭で子どもを大切にする信仰と、仏法の守護という二つの面があります。
出典:日蓮宗 玉蓮山真成寺・日蓮宗
真言
真言
おん どどまり ぎゃきてい そはか。
出典:飛不動尊 正宝院
出典に示される表記です。宗派・伝承による違いを尊重し、唱えることや回数を指定しません。
ゆかりの、唱える言葉
つながりのある神仏
御縁日
- 毎月18日
出典・参考資料
- 飛不動尊 正宝院「仏様の世界:鬼子母神」(2026-10-14 確認)
- 飛不動尊 正宝院「仏様の世界:目次」(2026-10-14 確認)
- 日蓮宗 玉蓮山真成寺「鬼子母神様」(2026-10-15 確認)
- 鹿鳴文庫「仏像図彙:訶利帝母(鬼子母神)」(2026-10-15 確認)
- 日蓮宗「陀羅尼品|ざっくり納得 法華経のすべて」(2026-10-17 確認)
- 飛不動尊 正宝院「縁日・三十日秘仏」(2026-10-16 確認)