観音
千手観音

千手観音は、千手千眼観世音菩薩とも呼ばれ、多くの眼で人々の苦しみを見つけ、多くの手で救おうとする観音です。千という数は、その救済の広がりを表します。持ち物にも多様な助け方が託されています。
飛不動尊 正宝院の資料に基づく紹介です。資料が伝える信仰・伝承の範囲でまとめており、すべての宗派・寺社に共通する説明や作法を示すものではありません。
千の手と眼が表す、広い慈悲
千手観音は、千手千眼観世音菩薩とも呼ばれ、多くの眼で人々の苦しみを見つけ、多くの手で救おうとする観音です。千という数は、その救済の広がりを表します。持ち物にも多様な助け方が託されています。
出典:飛不動尊 正宝院
四十二本の腕で、千の働きを表す
実際に多数の手を造る像のほか、四十二臂の型がよく知られています。奈良国立博物館は、中心の二手を除く四十手がそれぞれ二十五の世界を救うと説明しています。見た目の本数だけでなく、広い世界に届く慈悲を表した姿です。
出典:奈良国立博物館
観音と、祈る人を囲む守護者たち
千手観音の周囲には、二十八部衆を配することがあります。これらは観音だけでなく、観音を信仰する人々を守る存在とされます。人を救う観音と、その教えを支える守護者たちが、一つのまとまりとして表されます。
出典:奈良国立博物館
真言
真言
おん ばざらたらま きりく。
出典:飛不動尊 正宝院
出典に示される表記です。宗派・伝承による違いを尊重し、唱えることや回数を指定しません。
ゆかりの、唱える言葉
つながりのある神仏
ゆかりの寺社
- 音羽山 清水寺京都府京都市・御本尊・十一面千手観世音菩薩
御縁日
- 毎月7日
出典・参考資料
- 飛不動尊 正宝院「仏様の世界:千手観音」(2026-10-14 確認)
- 飛不動尊 正宝院「仏様の世界:目次」(2026-10-14 確認)
- 奈良国立博物館「千手観音二十八部衆像」(2026-10-15 確認)
- 東京国立博物館「千手観音像(国宝・平安時代)」(2026-10-16 確認)
- 飛不動尊 正宝院「縁日・三十日秘仏」(2026-10-16 確認)