太上感応篇 第16節「家族や身近な人とのふるまい」
道教の善書 · してはならないことを見つめる
第16節 / 24
訳文は、神々への信仰や古い社会の価値観を含む原文を現代語にしたものです。今の暮らしへの問いかけは「読む手がかり」に分けています。
現代語訳 · この杜による訳
酒を好みすぎて道理を失い、身内どうしで怒り争う。男性が誠実で善良でなく、女性が柔和で従順でない。妻と仲よくせず、夫を敬わない。いつも自慢を好み、ねたみを抱き続ける。妻子に対して行いが悪く、夫の父母に礼を欠く。
祖先の霊を軽んじ、上からの命令に背く。人の役に立たないことを行い、心に裏切りのたくらみを抱く。自分を呪い、人を呪い、ある人だけを憎み、ある人だけをひいきする。
この節の原文を読む漢文
嗜酒悖亂,骨肉忿爭;男不忠良,女不柔順;不和其室,不敬其夫;每好矜誇,常行妒忌;無行於妻子,失禮於舅姑;輕慢先靈,違逆上命;作為無益,懷挾外心;自咒咒他,偏憎偏愛;
出典の本文を開く ↗(外部サイト・新しいタブ)出典と、この訳について
維基文庫の一つの版(版番号 2569348)に掲載された古典本文1277字を、冒頭から末尾まで独自に現代語訳しました。24の区切り・見出し・「読む手がかり」は、この杜による編集です。古い注釈書の全訳や、現代の出版物の翻訳の転載ではありません。
国立国会図書館の解題で背景を確認しています。国会図書館所蔵本の全ページとの逐字照合、異本を含む校訂、専門家による訳文の監修は未実施です。読解に幅のある語は、参照した本文・古い注釈に沿う一つの読みとして示しています。
- 太上感應篇・古典本文(維基文庫の版番号 2569348) ↗(外部サイト・新しいタブ)
維基文庫 · 現代語訳の底本とした公開古典本文。本文1277字を全て収録し、独自に日本語訳。特定の刊本に基づく校訂本文ではありません。
- 太上感應篇經傳・書誌と解題 ↗(外部サイト・新しいタブ)
国立国会図書館 · 道教の善書という位置づけ、老子への伝承上の帰属と編纂物であることを確認。寛永–正保年間の刊本。現代語訳の底本とは別の資料です。
- 太上感應篇經傳(寛永–正保年間) ↗(外部サイト・新しいタブ)
国立国会図書館デジタルコレクション · 古い刊本の原画像をたどるための資料。インターネット公開・パブリックドメイン。全75コマの本文を逐字照合したものではありません。
- 太上感應篇集註・古典注釈 ↗(外部サイト・新しいタブ)
維基文庫 · 「壅塞方術」「無故剪裁」などの語義を古典注釈で確認。注釈の説話や現代の翻訳文は転載していません。
確認日:2026年10月16日 · 古典本文はパブリックドメイン。原画像は外部の所蔵先で閲覧できます。