太上感応篇 第3節「庚申の日と、かまどの神」
道教の善書 · この書物の考え方
第3節 / 24
訳文は、神々への信仰や古い社会の価値観を含む原文を現代語にしたものです。今の暮らしへの問いかけは「読む手がかり」に分けています。
現代語訳 · この杜による訳
また、三台と北斗の神々が人の頭上にいて、罪や悪い行いを記録し、「紀」「算」という寿命の数を減らします。人の体の中には三尸の神がいて、庚申の日が来るたびに天上の役所へ上り、その人の罪や過ちを報告します。月の最後の日には、かまどの神も同じことをします。
人が過ちを犯すと、大きな過ちには「紀」を、小さな過ちには「算」を減らされます。その大小さまざまな過ちには、数百もの事柄があります。長く生きたいと願う人は、まずそれらを避けなければなりません。
この節の原文を読む漢文
又有三台、北斗神君,在人頭上,錄人罪惡,奪其紀算。又有三尸神,在人身中,每到庚申日,輒上詣天曹,言人罪過。月晦之日,竈神亦然。凡人有過,大則奪紀,小則奪算。其過大小,有數百事,欲求長生者,先須避之。
出典の本文を開く ↗(外部サイト・新しいタブ)出典と、この訳について
維基文庫の一つの版(版番号 2569348)に掲載された古典本文1277字を、冒頭から末尾まで独自に現代語訳しました。24の区切り・見出し・「読む手がかり」は、この杜による編集です。古い注釈書の全訳や、現代の出版物の翻訳の転載ではありません。
国立国会図書館の解題で背景を確認しています。国会図書館所蔵本の全ページとの逐字照合、異本を含む校訂、専門家による訳文の監修は未実施です。読解に幅のある語は、参照した本文・古い注釈に沿う一つの読みとして示しています。
- 太上感應篇・古典本文(維基文庫の版番号 2569348) ↗(外部サイト・新しいタブ)
維基文庫 · 現代語訳の底本とした公開古典本文。本文1277字を全て収録し、独自に日本語訳。特定の刊本に基づく校訂本文ではありません。
- 太上感應篇經傳・書誌と解題 ↗(外部サイト・新しいタブ)
国立国会図書館 · 道教の善書という位置づけ、老子への伝承上の帰属と編纂物であることを確認。寛永–正保年間の刊本。現代語訳の底本とは別の資料です。
- 太上感應篇經傳(寛永–正保年間) ↗(外部サイト・新しいタブ)
国立国会図書館デジタルコレクション · 古い刊本の原画像をたどるための資料。インターネット公開・パブリックドメイン。全75コマの本文を逐字照合したものではありません。
- 太上感應篇集註・古典注釈 ↗(外部サイト・新しいタブ)
維基文庫 · 「壅塞方術」「無故剪裁」などの語義を古典注釈で確認。注釈の説話や現代の翻訳文は転載していません。
確認日:2026年10月16日 · 古典本文はパブリックドメイン。原画像は外部の所蔵先で閲覧できます。