いのりのもり祈りの杜仮称

太上感応篇 第10節「人の損失を、自分の利益にしない」

道教の善書 · してはならないことを見つめる

第10節 / 24

訳文は、神々への信仰や古い社会の価値観を含む原文を現代語にしたものです。今の暮らしへの問いかけは「読む手がかり」に分けています。

現代語訳 · この杜による訳

人が失敗することを願い、人の成し遂げたことを壊す。人を危険にさらして自分の安全を図り、人の取り分を減らして自分の利益を増やす。悪い品をよい品とすり替え、私情のために公正さを失う。人の能力や手柄を盗み、その人の善いところを隠す。人の欠点をさらし、私生活の秘密をあばく。

人の財産を浪費させ、家族の仲を引き裂く。人の大切なものを侵し、人の悪事に手を貸す。思いどおりに威張り、人を辱めて勝とうとする。苗や作物をだめにし、結婚の縁を壊す。不正に富を得ておごり、うまく責任を逃れれば恥じることもない。

この節の原文を読む漢文

願人有失,毀人成功;危人自安,減人自益;以惡易好,以私廢公,竊人之能,蔽人之善;形人之醜,訐人之私;耗人貨財,離人骨肉;侵人所愛,助人為非;逞志作威,辱人求勝;敗人苗稼,破人婚姻;苟富而驕,苟免無恥;

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出典と、この訳について

維基文庫の一つの版(版番号 2569348)に掲載された古典本文1277字を、冒頭から末尾まで独自に現代語訳しました。24の区切り・見出し・「読む手がかり」は、この杜による編集です。古い注釈書の全訳や、現代の出版物の翻訳の転載ではありません。

国立国会図書館の解題で背景を確認しています。国会図書館所蔵本の全ページとの逐字照合、異本を含む校訂、専門家による訳文の監修は未実施です。読解に幅のある語は、参照した本文・古い注釈に沿う一つの読みとして示しています。

確認日:2026年10月16日 · 古典本文はパブリックドメイン。原画像は外部の所蔵先で閲覧できます。