日本書紀・神代上(天地と神々の誕生)・第7話/17
剣と玉による、誓約
宗像の三女神と、五柱の男神
本文
巻第一・第六段
素戔嗚尊は根の国へ行く前に、天照大神に会おうと天へ上ります。天照大神は国を奪いに来たのではないかと疑い、武装して迎えます。素戔嗚尊は悪い心はないと答え、誓約でそれを明らかにすることになります。
天照大神が素戔嗚尊の剣をかみ、吹き出す息の霧から田心姫・湍津姫・市杵嶋姫が生まれます。素戔嗚尊が天照大神の玉をかむと、天忍穂耳尊、天穂日命など五柱の男神が生まれます。
天照大神は、もとの品が誰のものであったかによって、男神を自分の子、三女神を素戔嗚尊の子とします。本文は三女神を、筑紫の宗像の人々が祭る神々と記しています。
『古事記』と読み比べる
『古事記』にも剣と玉から神々が生まれる誓約があります。『日本書紀』にはさらに別の一書があり、生まれる順や品物、男神の数が異なるため、ここでは第六段本文の筋を紹介しています。
関わりのある神様
この話に関わる、掲載済みのお参り先です。書物ごとの神名の表記と、現在の紹介名には違いがあります。
この話の出典
漢文原文の該当箇所から独自に要約しました。リンク先は各巻の全文です。
- 『日本書紀』原文(Wikisource翻刻)「巻第一・第六段 本文」(2026-10-15 確認)